イケナイコトカイ?

携帯でメールするとセックスできるらしいですよ!チャンス!脱童貞のチャンス!!

性行動調査:携帯メール多用する若者ほど性体験早い

というか,閉じられたコミュニケーションがとれれば,当然そういうことはありえるわけで,なんら不思議なことではない。それは大昔のいとをかしな時代から変わってないことだ。変わった点をあげるとするなら,牛車を使い人件費を払って真夜中に文を届けていた手間が,ボタンをカチカチするだけでよくなったことくらいだろう。あとはレスポンスが早くなったことか。PCメールから携帯メールに切り替えたらセックスできるようになるわけじゃないんだけど,この記事を読む限りでは,携帯でメールを使えばセックスできるという夢が広がるように見える。

 また、高校生の携帯所有者について、携帯メールの利用状況とキス経験率の相関関係も分析。「ほとんどメールをしない人」のキス経験率が2割なのに対し、「1日に1〜9通」は4割▽「10〜19通」は6割▽「20通以上」は8割となった。

これもなんだかおかしな話だ。バンバン返信すればキスし放題,ラブ定額!みたいな印象。そうじゃなくて,マメで細やかなコミュニケーションを取れる人がそのチャンスを得やすいってだけな話。確かに携帯メールの送信数と性行動は無関係じゃない。でも,これは別にPCメールだって同じだし,ぶっちゃけアナログな手紙でもおなじことだ。レスポンスのタイムラグが違うだけだ。むしろほんとにモテる人はそういったツールごとのタイムラグを理解してるから,TPOにあわせてツールの使い分けをしているのではないかと思う。決め所でビシッと届く肉筆の持つ力って絶大よ?

 分析を担当した山口大人文学部の高橋征仁助教授は「メールはコミュニケーションの強化、拡大につながりやすいため、性行動も活発になっているのだろう。逆にパソコンのネット閲覧は、行動に結びつかないことが多いようだ」と話す。

んで,元々この調査は携帯メールヘビーユーザー派とPCネットヘビーユーザー派のセックス率比較だったんだけど,そもそもその比較はおかしいような気がするのですよ。だってそうじゃん? 個人間のコミュニケーションを目的とする携帯メールと,WEB上*1での場の共有を基礎とするコミュニケーションを比較をしてどうするんだよ。掲示板やSNSでクネクネしててセックスできるわけねえじゃん。まったく別のセグメントじゃん。つーかどうみたって前者のほうがセックスじゃん。むしろこういう調査するなら,SNS利用率とセックス体験率の関係性を調べてほしい。きっと性行動との関連性が肯定される記事ができて,俺も俺もとmixiやらsexiiやらに勘違いした奴が大量にわいて,出会い厨UZEEEE⇒ふざけんな女出せやコラ⇒主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました⇒殺すぞ業者⇒何だとコラてめえハクすんぞ⇒一応IPの知識はあるようだな⇒度を越すとダメだぞ!⇒あわわわわ携帯電話から紫の煙がモクモク⇒猫起きる,となるんだろう。インターネット世紀末覇者伝説が始まるのはもうすぐだ。モヒカン肩当てバギーと釘バットアバター買わなきゃ!

*1:どうせ大半は2chやらぱどタウンやたらmixiやらのコミュニケーションサイトを指しているのだろうけど。