かつて渋谷系と呼ばれた人たちはドコへ向かっているん?

 フリッパーズギターやら小西康陽やらが渋谷系以後、ドコへ向かっているかというのは、まぁそれぞれの作品を鑑賞した上で語るしかない上に拡散していく議論にしかならないので割愛しますが、同日コメント欄にて以下のようなやりとりが。
http://d.hatena.ne.jp/fake-jizo/comment?date=20060309#c

# SkullHeadArmor 『あのままどんどん逆走していってブルースだとどうたらとかクラシックだとどうだとかそこまで巻き戻りが起こればこれはとても素敵なことだと思いますのでどうか見守ってあげてください。たまちゃんなみに。んで結果もたまちゃん的に』 (2006/03/09 14:23)
# SkullHeadArmor 『たまちゃんっていっても木星についたー!のたまちゃんじゃないからね!勘違いしたら駄目だよ!』 (2006/03/09 14:23)

 |     | ついたー!
 ヽ( ゚Д゚ )ノ
 先日発表された小沢健二の「毎日の環境学」を聴いてみたらまさにその通りになってるような気がした。渋谷系から飛び出し、作りたいモノを作った1stがイマイチ売れなかった彼は、2ndアルバムを売るために王子様として巷に君臨した。その後3rd〜4thと徐々にそのスタンスを1stに近づけて行っている。まさに流れを逆行している。そして今回のアルバムは余計なモノをどんどん削っていった末の、一番シンプルな小沢健二と言っても良いかもしれない。JazzっぽかったりR&Bっぽかったりするスタイルこそが彼が一番やりたかったことなのかもしれないなぁと「強く強く強く」思う。
 それにしても髑髏鎧さんはコメントの天才なんじゃないかと今回再認識させられたよ、ちくしょう!あの野郎!!