らき☆すたのアレ

らき☆すたのアレで思い出した。
タラコの彼が「まだニコニコは来てもいない!」なんて言ってるようですが,どうにもわからないニコニコ動画の需要についてです。なんであそこまで人気あるのだろう?と思ってβ閉鎖前に色々とメッセンジャーしながら一緒に観て回ってみた。当時の人気コンテンツは特定のカウントでものすごい量のコメントが画面を埋め尽くすのが特徴だったので,コメント数の多いものをチョイスして閲覧。

ゲーム速クリア動画

感想コンテンツ。少ないツッコミコメントと猛烈な感想コメントが特徴。ところどころでツッコミが入っているものの基本的にはそれに対する反応が薄く,ステージクリア時などに「すげえええええええええええええええええ」とか「はええええええええええええええええええ」といった頭の悪いコメントが画面を埋め尽くす。感想以外は何もない印象。そりゃすごいけどさ,ボキャブラリーが貧弱すぎるよ。あともっとツッコミとかにも反応しなよ,面白いのもあるのに。

レミオロメン - 粉雪

カラオケコンテンツ。サビまでは閑散としているのに,サビの部分になると「こにゃーーーーーゆきぃーーーーーーー」で画面が埋め尽くされる。ニコニコ動画を教えてもらった時に「粉雪が面白いよ!」みたいな事を教えてもらったんだけど,一緒に見ていた人共々,何が面白いのか終ぞ分からぬままだった。すごいなぁとは思ったけど,正直な感想は「サビ以外を歌えない洋楽を歌う中学生のような動画だなぁ」

ミュージカル テニスの王子様の一節

基本的に空耳系コンテンツ。字幕による歌詞の書き換えとそれに対するツッコミがメイン。空耳系という意味ではチャンコロさんたちが昔から良く盛り上がっているコンテンツですので,このあたりが王道なんでしょうかね。ただ,時間が経って書き換えられた歌詞についてのコンセンサスを閲覧者同士で確立できている部分に関してはカラオケコンテンツと化する。フィナーレでは「ペニーーーーーーーーーーーーーーーーーース」という下品なフレーズが画面を埋め尽くすことからもそれが見て取れる。

結論

そんな感じで陰陽師のアレとかも観たわけですが,粉雪に同じ感想でした。空耳系コンテンツに関して言えば,まぁひとつの分かりやすい文化なのだろうなぁと思う。ただそれも元のネタ(これがまた酷い音痴だから成立していたのかもしれない)にも依存してるんだろうなぁと思わなくもない。アップされた動画の最終的に行き着くところとしての結論は「ひきこもりのためのカラオケ」ということになりました。
みんなでカラオケ行けばもっと楽しいのにね,変なの。